ボード系断熱材 ウレタンフォーム・ポリスチレンフォーム等

ボード系の断熱材といえば、ウレタンフォーム・ポリスチレンフォーム・フェノールフォーム 等が挙げられます。

いずれの断熱材も空気より熱伝導率の良い気体を断熱材として使用しているので、熱伝導率は0.020~0.040W/m・k程度になります。気密性能も高く、断熱材の材料としては良いと言えますし、水に対しても撥水性があります。

ただし、撥水性があっても毛細管現象で水を吸い上げる事もあるので、継ぎ目(隙間)の処理に注意が必要です。毛細管現象の例を挙げると、ストロー自体はプラスチックで撥水性ですが、ストローの径が細いほど水が上がってきます。

また、時間が経つと素材が抜けて空気に置き換わり、断熱性能が低下する事があります。

防災性ですが、材料によっては火災時に燃焼源となる可能性があります。アイシネンは素材自体が自己消化性を持ち、その素材は全体の1%しかありません。残りの99%は空気なので、火災時に燃焼源となることはありません。

硬い素材のデメリット 追従性の低さ

充填断熱として、垂木・間柱・根太の間に施工されることもありますが、取り付けるためにはクリアランス(すき間)が必要となります。また、木材が経年変化でやせた場合はすき間が増大し、そのすき間を気密テープなどの部材で処理する必要があります。

気密テープの経年劣化で接着力が低下すると、気密性能は低下します。また、外張り断熱工法に使用する場合も、取り付けた継ぎ目を気密テープなどの部材で処理する必要があります。

ボード系断熱材は元々硬い材料なので、地震や強風で揺れた時に、割れたりすき間ができることもあります。特に、木造や鉄骨造など躯体が動く建物では、材料が硬いために躯体の動きに追従できず、気密性能が低下する事があります。

アイシネンは柔軟な素材で自己接着力を持ち、躯体の動きに追従する事ができるので、気密性能の低下がありません。

また、RC造など躯体が動かない建物では、すき間の問題はあまり発生しませんが、コンクリートが乾燥するときに出す水蒸気の透過ができないので、その界面で結露を起こす可能性があります。

木造や鉄骨造の場合でも、透湿抵抗が高い材料(構造用合板など)に密着させると水蒸気の透過ができないので、界面で結露を起こす可能性があります。

アイシネンは素材自体が呼吸して水蒸気を透過するので、界面での結露も発生しません。

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