断熱リフォーム 暖房が効かない

暖房が効かない

暖房が効かない住宅は、冬場が大変です。朝は寒くてなかなか起きられず、昼間は足元が冷えて、夜はトイレや洗面所の寒さが身体にこたえます。

日本では住宅の断熱に対する関心が低く、十分な断熱対策のない住宅が全体の7割に上ります。このような住宅では、外から冷気が入り込み、熱が外へ逃げていくため、冬場に室内を暖房してもなかなか温まらず、冬場の暖房費がかさみます。暖房でエネルギー消費が増えれば、省エネにもつながりません。

また、暖房が効かない住宅は、住宅内の寒暖差が大きくなるため、高齢者の健康に大きな影響をおよぼすヒートショックが発生しやすくなります。暖房が効かない寒い住宅は、健康な暮らしの大敵です。

断熱対策の基本

屋根の断熱 屋根から逃げる熱

住宅の寒さ対策は、屋根からの放射冷却で室内の暖かい空気を逃さないようにすることと、床下からの底冷えを解消することがポイントになります。放射冷却とは、熱が放射によって外部に奪われることで、屋根の断熱が不十分だと、室内の熱が放射冷却によってどんどん失われます。また、冷たい空気は重いので、床下をきちんと断熱して冷気が伝わらないようにしないといけません。

断熱 室内から逃げる熱

外からの冷気は、主に屋根、床下、外壁、窓や玄関などの開口部から入り込み、室内の熱は、屋根、外壁、窓や玄関から外へ逃げていきます。住宅の断熱は、外から入り込む冷気と、外へ逃げる熱を抑えることが基本なので、熱を逃がさないように断熱施工すること、すき間を作らないようにすること、窓や玄関を断熱性、気密性の高いものに交換することが重要です。

屋根の断熱

屋根の断熱 放射冷却を防ぐ

家を暖房で暖めると、部屋の空気は天井から屋根に登っていきますが、断熱が不十分な住宅では、放射冷却によって屋根からどんどん熱が逃げてしまいます。それを防ぐためには、屋根裏に断熱材を施工して、屋根から逃げる熱を抑える必要があります。

屋根をきちんと断熱すれば、冬場だけでなく夏場も快適に過ごすことができます。屋根の断熱は外部から施工する方法と、屋根の内側から施工する方法があり、いずれも屋根全体をすき間なく断熱材で覆うことがポイントです。しかし、断熱工事はハウスメーカーや工務店が片手間で施工することが多く、断熱に対する知識や経験不足のため、断熱施工が不十分になりがちです。

屋根の断熱 アイシネン

屋根の断熱は、瓦の撤去や足場の設置などが不要な屋根裏からの施工が最適です。断熱ソムリエがお勧めする現場発泡断熱材のアイシネンは、屋根裏に直接吹き付けるだけで断熱できるので、付帯工事は最小限で済みます。施工も早ければ1日で終了し、施工スペース以外は通常通りに過ごせます。

床下の断熱

床下の断熱

冬場は床から冷気が入り込み足元が冷えるため、床からの冷気をシャットアウトして、底冷えを防ぐ床下の断熱が特に効果的です。

床下の断熱には大きく分けて床断熱と基礎断熱の2種類があります。床断熱は住宅の床下部分に断熱材を施工し、床下の湿気を防ぐため床下換気口を設けます。基礎断熱は床下外周の基礎部分を断熱して、床下も住宅の内部として扱います。換気口は設けません。

劣化した床下の断熱材

床断熱は床下の狭い空間に断熱材を入れるため施工が難しく、床下の断熱に不慣れな業者による断熱材の施工不良や、経年による断熱材の劣化が生じている場合があり、床に全く断熱材が入っていない住宅も見受けられます。また、基礎断熱は床暖房が別途必要なほか、シロアリの被害が出やすいという欠点もあります。

アイシネンで床を断熱

床下の断熱は、すき間を作らず、配管周りや点検口の気密を維持し、湿気や結露にも配慮することが大切です。現場発泡断熱材のアイシネンなら、床下に吹きつけるだけで施工が完了します。床断熱だけでなく基礎断熱にも対応し、現場で発泡させるのでどんな場所でも追従してすき間を防ぎます。

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